診療案内
症状について
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うつ病
うつ病は、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態を言います。当クリニックでは日本精神神経学会精神科専門医がうつ病について専門的に診療いたします。
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躁うつ病
躁うつ病とは、気分がやたらと高揚する躁状態と意欲が低下して憂うつになるうつ状態、この正反対の心理状態を繰り返す症状のことを言います。
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統合失調症
統合失調症とは、感情、思考、行動をひとつにまとめていく能力が低下することで、幻聴や妄想といった症状が現れる精神疾患です。
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不眠症(睡眠障害)
睡眠に関して何らかの問題がある場合は睡眠障害と診断されます。主な睡眠障害には、不眠症、入眠障害、中途覚醒、熟眠障害、早朝覚醒、過眠症などがあります。
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パニック障害
パニック障害とは、不安な状態が異常に高まってしまう不安障害のひとつです。原因はまだ特定されていませんが、発作の引き金は疲労やストレスなどが考えられています。
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社交不安障害
人からの注目を集めるような場面や人前で恥ずかしい思いをするかもしれない状況で、強い不安や緊張を感じてしまい、それが身体症状として現れる不安障害の一つです。
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強迫性障害
自分自身でも無意味な行為と理解していながらも、頭の中でその状況が繰り返し浮かび、自分の意思に反するとわかっていても、その行動を繰り返さずにはいられなくなる状態を言います。
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適応障害
新しい環境になかなか馴染めないことが引き金となって、心身に様々な症状がみられるようになり、それがやがて日常生活にも支障をきたしてしまう状態になっている場合を適応障害と言います。
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自律神経失調
自律神経となる交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、自律神経失調の状態となり、全身にさまざまな不調が現れるようになります。
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発達障害
発達障害は病気ではありません。これは生まれつきの特性と言われており、脳機能の発達のアンバランスさに原因があると考えられています。
治療について
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患者様に適した治療を
相談しながら
進めていきます精神科・心療内科の治療の基本はお薬による治療です。
提携医療機関
精神科・心療内科の場合、投薬するケースが多いのは事実ですが、一方で服薬が不要であり、十分な休息や患者様が置かれている環境を調整することなどで改善する場合、その他、様々なケースもあります。どのような方法がその方にとって最良なのかを患者様と相談しながら治療していきます。検査や診察結果から、専門的な治療や入院が必要と判断した場合は、より高度な設備を整える提携医療機関をご紹介いたします。 -
薬物療法
服薬はしないに越したことはないと思いますが、現在では様々な種類のお薬が発売され、副作用も少なく安心して飲んで頂けるお薬も多くなってきております。やむを得ず投薬が必要な場合は、効能と副作用のバランスをみながら、その方にとっての最小限を心掛けて治療していきたいと思っています。特に抗精神病薬及び抗うつ剤の多剤投与や、ベンゾジアゼピン系薬剤の複数投与はなるべく控えながら治療したいと考えています。
当クリニックでは最小限の薬物治療に努めており、漢方治療の対応も可能です。
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カウンセリング療法
カウンセリングでは、担当医師との話し合いにより、患者様が抱えているお悩みを整理し、一緒に解決方法を考えていきます。気持ちや考えの整理により、新たな気づきや理解を深めるきっかけにつながります。一人ひとりの患者様に寄り添うことを大切にしておりますので、お悩みやお困りごとは遠慮せずに何でもお話ください。
職場復帰支援
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医療機関の立場から
サポートしていきます当クリニックは通院中の患者様の就労サポートにも力を入れております。就労支援センターや就労移行支援、リワーク(自立訓練を含む)などの各事業所と連携しながら、一人ひとりの現状やご希望に応じたサービスをご紹介いたします。就業中や休職中の方、再就職をめざす方、障がい者雇用を検討されている方はぜひご相談ください。
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リワークプログラムについて
リワークプログラムは、復帰支援プログラムや職場復帰支援プログラムとも呼ばれ、精神疾患が原因で休職中の方に対し、リハビリテーション(リワーク)を通じて職場復帰をサポートします。
リハビリテーションでは、決まった時間に施設へ通っていただき、オフィスワークや軽作業などを行います。会社への通勤を想定し、少しずつ以前の状態に慣れていくことが目的です。また、心理療法ではご自身の心の傾向や対処方法を知ることができ、復帰後における精神疾患の再発予防も一緒にめざします。当クリニックでも必要に応じて、リワークプログラムのご紹介が可能です。 -
制度活用のサポート
経済的不安は、就労の妨げになり得る問題です。当クリニックでは、患者様が利用可能な制度がある場合に、情報の提供が可能です。精神疾患の治療に対する医療費の助成や税金の免除など、状況に応じて経済的な支援を受けられる可能性があります。医療機関という立場から、「患者様が再び安心して働けるようになるサポート」を行ってまいります。
各種制度・申請
その他の診療について
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訪問看護
地域の訪問看護ステーションと連携し、患者様の生活に寄り添ったサポートを大切にしております。日常生活のサポートが必要な方はもちろん、就労されている方も必要に応じて訪問看護のご利用が可能です。
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AGA治療
AGAは「男性型脱毛症」の略称であり、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)や遺伝が主な原因です。他の脱毛症とは異なり、思春期以降に額の生え際が後退し、頭頂部を中心に薄くなっていくなど、薄毛が徐々に進行します。髪の毛が細く短くなれば、全体として薄毛が目立つようになります。
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デュタステリドカプセル
デュタステリドカプセルは、AGAの進行抑制や予防だけでなく、細くなった毛を正常に戻すなど育毛を促す効果も期待されるAGAの治療薬です。AGA治療薬は基本的に継続した服用が必要です。また進行を抑制する効果が期待できますが、副作用として性欲減退(男性機能の低下)などの症状が生じることがあります。
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注意事項
- AGA治療は保険診療ではなく「自費診療」となります
- 副作用として性欲の低下がごくまれに発生する可能性があります
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料金
- デュタステリドカプセル 0.5mg
- 6,600円(30カプセル)